マルチステークホルダー方針

当社は、「咲かせよう。ひと、まち、みらい。」を企業理念に掲げ、社会から信頼され、必要とされる企業を目指しています。その実現に向けて、株主、従業員、取引先、顧客、地域社会などのマルチステークホルダーとの適切な協働に努め、時代や社会の求めるニーズに応えてまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。


1. 従業員への還元

当社は、新しい分野への挑戦、次世代を担う人材の育成と組織力強化を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。成長により生み出した収益・成果は、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、教育訓練等を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
具体的には、賃金の引上げについて、定期昇給に加え、当社の経営状況、物価動向、経済情勢等を踏まえながら労使間の真摯な対話に取り組むとともに、教育訓練等について、階層別研修、語学研修、考課者研修等自らを成長させることができる研修プログラムの実施に取り組んでまいります。

2. 取引先への配慮

当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。

なお、パートナーシップ構築宣言のポータルサイトへの掲載が取りやめとなった場合、マルチステークホルダー方針の公表を自主的に取り下げます。
・パートナーシップ構築宣言のURL
【https://www.biz-partnership.jp/declaration/92001-05-14-osaka.pdf】

また、消費税の免税事業者との取引関係についても、政府が公表する免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関する考え方等を参照し、適切な関係の構築に取り組んでまいります。


以上


2025年4月1日

株式会社淀川製鋼所 代表取締役社長 田中 栄一