近年の火災の一番の原因は、「失火」、つまり「うっかり・消し忘れ」で、平成25年中の総出火件数4万8095件のうち、失火によるものが約67%を占めています。

防耐火性能を有する金属製屋根材で火災対策

火災に対しては、類焼(他の建物から燃え移ること)を防ぐことはもちろん、延焼(他の建物へ燃え移ること)に対する配慮も必要です。また、都市計画法では「防火地域」、「準防火地域」などの特定地域を設けており、使用できる外装材に制限が設けられています。
当社ではさまざまな種類の不燃材裏貼りとの組み合わせにより、防耐火性能を有する金属製屋根材を多数取り揃えています。建物の規模や条件に応じてお選びいただけます。

屋根材用防耐火試験装置(水平炉)

当社は大阪建材事業所内に建材性能試験場を設置しており、さまざまな性能確認を行っています。
金属製屋根材については、屋根材用防耐火試験装置を用い、国際規格ISO834に基づいた防耐火試験を実施することが可能です。
この試験装置は、おもりで載加しながら加熱し、試験体のたわみ量とたわみ速度を測定することで防耐火性能を評価します。

金属製屋根材のその他災害対策

高い防火性能の金属製外壁材で火災対策

火災被害に対しては、類焼(他の建物から燃え移ること)から建物を守るだけでなく、延焼(他の建物へ燃え移ること)への配慮も必要です。
当社の金属製外壁材は、高い防火性能が必要とされる防火地域、準防火地域でご使用いただける商品も多数取り揃えており、建物の規模や条件に応じてお選びいただけます。

防耐火性能試験

防耐火性能試験とは、火災時を想定し、試験設備内で部材を所定の温度まで加熱を行い、加熱後の部材の損傷や劣化の程度から防火性能を確認する試験です。
当社では防耐火試験装置により、設計段階から公的試験と同等の試験を繰り返し実施し、開発を行っています。

ヨド耐火パネル グランウォールの耐火性能

ヨド耐火パネル グランウォールは2枚の鋼板でロックウールをサンドイッチした内外装一体のパネル材で、優れた耐火性能により単体での耐火認定を取得しました。

外壁1時間耐火構造(横張)

認定番号 NFP060NE-0198
認下地
(最大ピッチ)
鉄骨造(1,500mm)

柱1時間合成耐火構造

認定番号 FP060CN-0569
鋼材種類 角型鋼管
被覆材種類 吹き付けロックウール
被覆材厚さ 35mm

不燃材料

認定番号 NM-3945

はり1時間合成耐火構造

認定番号 FP060BM-0358
鋼材種類 H型鋼
被覆材種類 吹き付けロックウール
被覆材厚さ 35mm
金属製外壁材のその他災害対策

防火仕様のガレージで火災対策

「ヨドガレージ ラヴィージュⅢ 防火仕様」は外壁防火構造の認定を受け、大切な愛車を火災から守ります。防火に関する厳しい規制にも対応可能なガレージです。

ヨドガレージ ラヴィージュⅢ 防火仕様

通常のヨドガレージの外壁に不燃パネルを貼ることにより外部からの延焼を防ぎます。
高い防火性能が必要とされる防火地域でも設置が可能です。

  • 床面積100m2を超える場合は耐火建築物にする必要があるため設置不可。

商品特長「防火構造の外壁パネル」

ガレージの外壁に当社製不燃パネル「バリアロック」を使用。
建築物の外装材を開発・販売を行っている当社の技術力により、高い防火性が必要とされる防火地域でも設置可能。

ガレージのその他災害対策