暴風対策

一般に台風の進行方向の右側では強い風が吹きやすくなります。これは、台風のコースの右側では、台風が移動する速度による風と台風自身が持っている反時計回りの強風に一致するためです。
台風の目の通過前に南寄りの強い風が吹いていたところでは、台風の接近とともに猛烈な南風となり、台風の目が過ぎ去った後に今度は反対の北よりの風が強く吹き返すことがあります。
突風の吹き上げに強い金属製屋根材で暴風対策

近年、台風・突風・竜巻などの暴風による被害が多発しています。
金属製屋根材は突風によって吹き上げられ、屋根材が折れる被害が想定されます。
当社では業界最大級の山高による断面性能の向上と、段状のリブや高強度吊子の採用により業界トップクラスの高強度を実現した「ヨドルーフ192 ハゼ」を始め、「ヨドルーフ 157セキュア」など高強度の屋根材を取り揃えています。
耐風圧試験

台風等による屋根・壁材の破損や剥がれに対する強度を測定する試験。
装置内の空気量を調整して気圧をコントロールすることで、試験体に負荷をかけ、各部の変形状況を確認します。
高強度屋根材ヨドルーフ192ハゼ
高い強度性能

ヨドルーフ192ハゼは
①業界最大級の山高さの大きな断面、
②折板屋根の座屈を抑制する段状のリブ
2つの特性の組み合わせで高い強度性能を実現しています。

折板屋根に風圧力が作用すると…、
- 梁と梁の間で屋根がたわむ
- 許容量を超えると中間部で折れる。

高強度吊子
通常吊子の1.5倍の強度を持つ高強度吊子を採用しています。
その他
その他にも鋼板製屋根構法標準 SSR2007をはじめとする各基準に基づいた試験を実施し、商品の安全性を確認しています。


(一般用タイトフレーム)
飛来物の衝突に強い金属製外壁材で暴風対策

近年、台風・突風・竜巻などの暴風による被害が多発しています。暴風の被害は、風による外装材等の破壊の他に、突風に巻き上げられた飛来物が外装材に衝突することにも考えられます。安全性が求められる避難所等公共の建物は特に注意が必要です。
当社では耐衝撃性能を確認した金属製外壁材をご用意しています。
耐衝撃試験

耐衝撃試験とは実際の飛来物を想定し、鉄球・木材などを決められた速度で建築材料に衝突させることにより飛来物に対する耐久性を測る試験。
当社でも一部商品で試験を実施し、耐衝撃性能を確認しています。