経歴
- 1年目
- 全体研修後、呉工場で各部署研修を実施。12月に鍍金チームに配属され、現場で3交替勤務を開始。
- 2~4年目
- 3交替勤務を継続し、現場オペレーター業務を通して製造現場を深く理解。
- 5~6年目
- めっき付着量プロフィール改善、打痕削減、能率向上に注力。休転予定作成業務を担当し、設備改善を推進。
- 7年目
- めっきT専用社内Webサイトを独自開発し、業務の電子化とデータ可視化を実現。

仕事内容とやりがいを教えてください。
現場の課題を技術で解決し、製造品質の向上を追求する
24時間稼働する亜鉛めっきラインにおいて、生産実績・日報確認、整備休転計画作成、目標進捗管理、設備改造、ラインテスト、資材発注などを担当しています。朝の業務は、夜勤帯の生産実績確認から始まり、要検コイルの処置検討・依頼を行います。不良が発生した場合は状況把握と原因究明を行い、次の生産方法を検討します。午後は設備状態を確認し、週1回の整備停止に向けた休転予定を作成。問題発生時は現場の方から直接話を聞き、正確な状況把握を行うことを心がけています。特にやりがいを感じるのは、ラインの設備改善を実施した際に、想定通りの結果が得られたとき。現場の効率が上がる改善提案が成功したときに、大きな達成感を得ることができます。

ヨドコウに入社した決め手はなんですか?
風通しの良い社風と、挑戦を支える企業文化
もともとメーカーを志望しており、応用科学科で学んだ知識を活かせる仕事を希望していました。ヨドコウを選んだ決め手は面接時に感じた風通しの良さです。面接で社員の方々が上司と分け隔てなく話している様子を見て、自分が考えた案を出せば、いろいろなことに挑戦させてもらえそうな会社だと感じました。実際に入社してみると、想像以上に雰囲気の良い職場で、現在のチームでもトライアンドエラーを許容してくれる環境があり、決断が早く失敗をあまり恐れない性格の私に合っていると感じています。
印象に残っている仕事はありますか?
長年の課題を打破した、不良改善プロジェクト
最も印象に残っているのは、呉工場の開設以来、長年続いていた「アッシュ」と呼ばれる不良の改善に取り組んだことです。分析の結果、ある設備に原因があると考え、設備の撤去を提案しました。先輩方からは「本当に撤去して大丈夫なのか?」という不安の声が上がりましたが、根拠を示しながら丁寧に説明を重ね、最終的に理解を得ることに成功。改善作業は1年足らずで完了し、長年の慢性的な不良の解消につながりました。反対していた先輩方も結果を見て納得してくれ、改善を一緒に喜んでくれました。この経験を通し、課題を見つけて改善策を考え、実行に移すプロセスの重要性を改めて実感しました。
今後の目標を教えてください。
業務を効率化し、能率の向上と歩留りの改善を目指す
現場からの報告や指示出しなど、これまで手書きの紙でやりとりしていた業務を電子化するため、独自でめっきチーム専用のWebサイトを作成しました。今後はさらに、その基盤を活用して、能率の向上と歩留まりの改善に注力したいと考えています。これらの指標は現場の作業者には見えにくい数字のため、Webサイトを活用して日々の実績を可視化し、班で数値を競い合えるシステムを構築したいと考えています。各班の歩留まりをグラフで表示し、ランキングを付けることで「負けたくない」という心理を働かせることが、生産性の向上につながるのではと考えています。技術面では、設備改善の際に機械系・電気系の部署に依頼をする機会が多いため、機械図面や電気回路図を読めるようになって、的確な依頼ができるように専門知識を広げたいと思っています。
1日のスケジュール
- 08:30
- 出社。 生産実績・設備の状況確認。夜勤帯の生産状況をチェックします。
- 09:00
- 要検コイルの処置検討・依頼。 不良製品の処理方法を検討します。
- 10:00
- 不良発生の状況把握・原因究明。現場からの情報を基に原因を分析します。
- 12:00
- 昼休み。
- 12:45
- ライン点検。設備の異常確認を行います。
- 14:00
- 休転予定作成。週1回の整備停止計画を作成します。
- 16:00
- 設備改造計画検討。生産性向上のための設備改造を企画します。
- 17:00
- 退社。残件がある場合は、19時ごろまで残業する場合がある。
プライベート
2年前からキャンプを始め、瀬戸内海周辺のキャンプ場によく出かけています。最近では、岡山や山口まで足を伸ばしました。職場の仲間5人程度で、バーベキューを楽しんだ後に締めのカップ麺を食べるのが定番コースです。








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