経歴
- 1年目
- 入社後、現在の部署の前身となる部署に配属。試験体の作成など、作業の手順を一から覚えていきました。
- 2年目
- 試験データの整理やスケジュールの作成など、担当業務の幅が広がりました。
- 3~4年目
- 部署の再編を機に、ヨド不燃パネル「バリアロック」の主担当になりました。各種性能試験の計画と実施を中心に、建築や法律の関連知識なども含めて日々学ぶことばかりです。

仕事内容とやりがいを教えてください。
パネルの性能向上をめざし、実験を重ねる毎日
外壁材を取り扱う開発チームの一員として、ヨド不燃パネル「バリアロック」の改善改良を目的とした業務を行っています。具体的にはパネルの試験体を作成し、性能試験を実施してデータを取得。そのデータを元に次の試験体を考えて、日々改良を重ねていく仕事です。市場のニーズや営業からの意見を踏まえ、性能向上をめざした開発を行います。学生時代に学んだ力学の基礎知識が土台となっていますが、基礎研究とは異なりパネルの性能面だけを満たせばいい、というわけではありません。法規制への性能対応や現場での施工のしやすさまでを考慮した、多角的な視点と知識が必要になる点に、やりがいを感じています。

ヨドコウに入社した決め手はなんですか?
選考を通して人と社風に魅力を感じた
当初は大学院への進学を考えていたこともあり、比較的遅い時期から就職活動をスタートしました。ヨドコウの会社説明会に参加した時に、人事の方の話しやすい人柄や、温和な社風に接して、仕事をする環境として良さそうだと興味をもつように。ホームページで企業研究を行い、カラー鋼板を中心に建材、エクステリアなどのBtoCの商材まで手がけている点に魅力を感じ、入社を決めました。また、これは入社後に感じた部分でもありますが、独立系企業なので社内の風通しがよく、チームで仕事に取り組みやすい点もヨドコウならではの魅力だと思います。
印象に残っている仕事はありますか?
1年半にわたるプロセスを経て、パネルの耐火認定を取得
パネル商品の耐火認定を取得したことです。入社2年目の後半から約1年半をかけて取り組みました。以前に認定取得をした時から20年近く経ち、当時の図面が残っていない状態から、手探りのスタートでした。基本的な要件の検討から始まり、先輩や上司のアドバイスを受けながら社内で検証試験を実施。その後、公的認定機関で認定試験を受験し、無事に認定を取得することができました。この業務を通して、認定機関や試験体を組み立ててくれる業者の方との連絡調整など、スケジュール管理の重要性を実感しました。この経験から、日常的に計画を立てること、検討事項を整理する習慣が身体化したと思います。
今後の目標を教えてください。
新商品の開発にチャレンジしたい
現状を超えるパネル商品の開発にチャレンジすることが目標です。現在は既存商品の改良改善を中心に携わっていますが、新商品を世に送り出すプロジェクトなどがあれば、ぜひ担当してみたいですね。例えば、現在の重量を軽量化しつつ、強度や耐火性、対候性などの性能を高い水準で満たす商品が開発できれば、建材市場を大きく塗り替えることができるかもしれません。自社や市場の期待に結果で応えることができれば、開発者として大きな達成感が得られると思います。
1日のスケジュール
- 08:40
- 本社へ出社。 メールチェックとToDoリストの作成を行います。
- 09:00
- 始業。 週初めは班内ミーティングで、業務進捗の報告と習慣スケジュールを共有します。
- 11:00
- 本社から工場へ。社用車で移動することが大半です。
- 12:00
- 昼休み。工場内の食堂でリーズナブルに昼食をとります。
- 13:00
- 耐火試験を実施。炉内温度が1000℃に達するまで、1辺3mの試験体を60分加熱するため、試験中はかなり熱くなります。
- 15:00
- 試験終了。データを受け取って確認します。詳しい分析を行う前に、概要を把握しておきます。
- 16:00
- 本社に戻ってデータ整理。 その後試験報告書を作成し、次の試験仕様を検討します。
- 18:30
- 退社。
プライベート
週末は友人たちと集まってボードゲームを楽しんでいます。また、美術館や博物館を巡ることも好きですね。夏と冬の長期休暇は旅行に出かけるのが恒例で、先日の四国旅行では香川のうどんや高知のカツオなど、美味しい食事を楽しみました。







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