社会貢献活動

当社では、国指定重要文化財のフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright/1867年~1959年)設計「ヨドコウ迎賓館」の一般公開やSAKURA+ PROJECTへの参画、大阪市へのブロンズ像の寄贈、各事業所周辺地域の清掃など、さまざまな活動に参加しています。

ヨドコウ迎賓館(国指重要文化財) Frank Lloyd Wright設計

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright/1867年~1959年)の設計になるヨドコウ迎賓館は、淀川製鋼所の社長邸として使用されていた建物です。昭和49年国の重要文化財に指定され、平成元年6月以来一般に公開されていましたが、平成7年の阪神淡路大震災により一部が損傷し、3年間の修復工事を経て、平成10年5月から再び公開されています。
フランク・ロイド・ライトは、アメリカの生んだ20世紀最高の建築家の巨匠です。彼は、機能優先の建築が主流を占めた今世紀の前半、自然と調和する人間性豊かな住宅を主張し、生涯それを実践した思想家でもありました。米国中西部の大平原にあって、地を這うように自然と一体化した草原住宅は、彼の理想を表現した建築様式として有名です。すべてにおいてヨーロッパが手本であったアメリカにあって、彼が独り日本や中南米の文化に深い関心と共感を持っていたことは、彼の作品に独特の雰囲気を与えました。旧帝国ホテルが彼の設計によることは有名ですが、このヨドコウ迎賓館もまた、彼の国外における数少ない業績の一つで、日本で現存する唯一の建築当時そのままの姿を残した住宅建築です。

Frank Lloyd Wright
Frank Lloyd Wright
  • 1階車寄せ
    1階車寄せ
  • 兵庫県芦屋市山手町
    兵庫県芦屋市山手町
  • 2階応接室
    2階応接室

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御堂筋彫刻ストリート

ヨドコウが御堂筋ストリートにブロンズ像を寄贈

1997年3月に大阪市の「御堂筋ストリート」プランに賛同し、魅力ある街づくりを支援するためブロンズ像を寄贈しました。この「御堂筋ストリート」プランとは、御堂筋を、国際都市・大阪のメインストリートとして、文化の薫る楽しく歩ける“彫刻ストリート”にするものです。
人間讃歌をテーマに、国内外の著名な彫刻家の作品を、沿道企業などの協力で大阪市が御堂筋に設置し、現在土佐堀通りから長堀通りまでの間に、26体の作品が点在。イチョウ並木や建物が、移りゆく四季の彩りで様々な表情を見せる、ステキな野外ミュージアムとなっています。

作品解説

当社の寄贈した『髪をとく娘』は、スペインの現代彫刻家バルタサール・ロボ(Baltasar Lobo)の1990年の作品です。裸婦像には大別してオリエント型とギリシャ型の2つのタイプが有ります。古代オリエントの裸婦像は、母性を示す豊かな乳房や骨盤を有する姿で表現され、「母なる大地」=豊饒を象徴していました。
一方古代ギリシャの裸婦像は、乳部・腹部・臀部ともプロポーションの良いスリムな姿で表現され、「処女」=純潔のシンボルとなっていました。このロボの『髪をとく娘』は、オリエント的な造形の流れを汲み、太い縄のような豊かな髪、豊満な肉体が目を引く大胆な作品で、作者の理想である女性の豊満で優美な部分が象徴化されています。

寄贈彫刻:ブロンズ像「髪をとく娘」 1990年作
作者:バルタサール・ロボ(Baltasar Lobo, 1910年~1993年)
設置場所:ヨドコウビル1階 表玄関歩道(道路側)

「髪をとく娘」:バルタサール・ロボ
「髪をとく娘」:
バルタサール・ロボ