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暴風対策
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台風による暴風災害(暴風・強風/高潮)
一般に台風の進行方向の右側では強い風が吹きやすくなります。これは、台風のコースの右側では、台風が移動する速度による風と台風自身が持っている反時計回りの強風に一致するためです。
台風の目の通過前に南寄りの強い風が吹いていたところでは、台風の接近とともに猛烈な南風となり、台風の目が過ぎ去った後に今度は反対の北よりの風が強く吹き返すことがあります。
台風の風は反時計回りで、一般に進行方向の右側で強くなっています。そのため、陸地に入り組んだ湾においては、台風が西側を北上した場合に南風が吹き続けて高潮が起こりやすくなります。
特に遠浅で、南に開いた湾において、台風が湾の西側を北上した場合に、高潮が発生することが多くなっています。また、満潮時刻が重なると一層潮位が高くなるので警戒が必要です。
竜巻による暴風災害
日本では、さまざまな気象条件のもとで竜巻が発生します。
- 台風に伴う竜巻(進行方向の右前方で発生しやすい)
- 低気圧や前線(寒冷前線や梅雨前線)に伴う竜巻
- 寒気の流入に伴う竜巻など
⇒ いずれも積乱雲や積雲が発生しやすくなっています。
出展:気象庁ホームページ 竜巻等突風災害とその対応
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/24part1/24-1-sankou6.pdf
竜巻による被害の特徴
- 突発的に発生します。
- 猛烈な風が吹きます。
- 短時間で狭い範囲に被害が集中します。
- 竜巻自体の移動スピードが速いと被害が大きくなります。
- 飛来物が猛スピードで飛んできます。
- 飛来物が建造物を壊します。
- 飛来物が新たな飛来物を生みます。
出展:気象庁ホームページ 竜巻等突風災害とその対応
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/24part1/24-1-sankou6.pdf
台風に対する備え
日ごろから
- 指定の避難場所を確認しましょう。
- 避難場所や連絡方法などを家族で話し合いましょう。
- 非常用品を備蓄しましょう。
- ハザードマップを入手しましょう。
※お住まいの各地域のハザードマップは、国土交通省のポータルサイトからも入手できます。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
http://disaportal.gsi.go.jp/index.html
台風が接近する前に
- 最新の台風情報を確認しましょう。
- 家の周囲の再点検をし、窓や雨戸を施錠、必要に応じて補強しましょう。
- 排水溝などを清掃し、水はけを良くしましょう。
- 風で飛ばされそうなものは固定するか、屋内に格納しましょう。
家の中の備え
- 非常持ち出し品を用意しましょう。
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったり、万一の飛散に備えてカーテンやブラインドをおろしておきましょう。
- 断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして、生活用水を確保しましょう。
出典:気象庁テキスト「大雨や台風に備えて」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/ooametyphoon/ooametyphoon2012.pdf
竜巻から身を守る
※出典:気象庁テキスト「竜巻から身を守ろう」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tatsumaki201408/tatsumaki.pdf