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金属製外壁材

地震 火災 暴風

金属製外壁材は軽量気泡コンクリート(ALC) 製壁材に比べ地震の揺れによる破損・脱落が起こりにくく、当社では 震度6相当の大地震時の揺れによる建物の変形(1/100rad)に対して、脱落などの損傷がない商品も開発しています。
また、高い防火性能が必要とされる「防火地域」「準防火地域」でご使用いただける商品も多数取り揃えており、条件に応じてお選びいただけます。

地震対策

軽量で破損しにくい。

2014 年11 月、長野県北部で発生した地震では、多くの建物が全壊・半壊し問題となりました。
地震発生時、重量のある建物ほど地震の力による建物の揺れが大きくなる場合があり、倒壊の危険性が高まります。
また倒壊の他、屋根材や壁材の破損によって落下した部材による二次的な被害も起こる可能性も考えられます。
金属製外壁材は揺れに対して比較的柔軟に変形するため破損・脱落などが起こりにくい外装材です。

層間変形追従性能試験

層間変形追従性能試験とは、建物を仮想した柱・梁に部材を取付け、水平方向に力を加える試験で、決められた角度まで力を加え、部材に異常が起こらないことを確認します。
金属製外壁材を使用する場合、地震発生時建物の変形を層間変形角1/120rad(約0.5度)以内に抑えることが定められています。当社では公的試験により規定に対応した耐震性能を確認しています。

※層間変形角とは
地震時に対する建物の水平変位を階高で割った値。建築構造種別で守らなければならない制限数値が決まっています。

火災対策

高い防火性能を実現。

阪神・淡路大震災では各地で火災が発生し、約7000棟の建物が全焼しました。
火災被害に対しては、類焼(他の建物から燃え移ること)から建物を守るだけでなく、延焼(他の建物へ燃え移ること)への配慮も必要です。
高い防耐火性能を有する当社の金属製外壁材は、状況に応じてお選びいただけます。

防耐火性能試験

防耐火性能試験とは、火災時を想定し、試験設備内で部材を所定の温度まで加熱を行い、加熱後の部材の損傷や劣化の程度から防火性能を確認する試験です。
当社では防耐火試験装置により、設計段階から公的試験と同等の試験を繰り返し実施し、開発を行っています。

ヨド耐火パネル グランウォールの耐火性能

ヨド耐火パネル グランウォールは2枚の鋼板でロックウールをサンドイッチした内外装一体のパネル材で、優れた耐火性能により単体での耐火認定を取得しました。

<外壁1時間耐火構造(横張)>

認定番号 NFP060NE-0198
認下地
(最大ピッチ)
鉄骨造(1,500mm)

<柱1時間合成耐火構造>

認定番号 FP060CN-0569
鋼材種類 角型鋼管
被覆材種類 吹き付けロックウール
被覆材厚さ 35mm

<はり1時間合成耐火構造>

認定番号 FP060BM-0358
鋼材種類 H型鋼
被覆材種類 吹き付けロックウール
被覆材厚さ 35mm

<不燃材料>

認定番号 NM-3945

暴風対策

飛来物の衝突に強い。

近年、台風・突風・竜巻などの暴風による被害が多発しています。
暴風の被害は、風による外装材等の破壊の他に、突風に巻き上げられた飛来物が外装材に衝突することにも考えられます。
安全性が求められる避難所等公共の建物は特に注意が必要です。

耐衝撃試験

耐衝撃試験とは実際の飛来物を想定し、鉄球・木材などを決められた速度で建築材料に衝突させることにより飛来物に対する耐久性を測る試験。
当社でも一部商品で試験を実施し、耐衝撃性能を確認しています。

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