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豪雨対策

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台風による豪雨

台風の進行方向右側の地域では、大雨に対するより一層の警戒が必要です。
台風による南よりの暖かく湿った強風が、南から南東の斜面に吹き込み、地形によって強制的に空気が上昇する効果が加わるため、雨雲が非常に発達します。
このため、激しい雨を降らせることがあります。

日本列島に前線が停滞するときは、台風から離れていても前線付近で大雨となることがあります。
これは停滞前線に向かって、台風や太平洋高気圧から暖かく湿った空気が流れ込むことで、前線の活動が活発になるためです。
前線が停滞しているときは、台風が離れていても前線付近では大雨に警戒が必要です。

都市型水害発生のメカニズム

本来、都市部では雨水は下水道を通して川や海へと流れます。しかし、大雨が降ると下水道が大量の水をさばき切れなくなり、浸水被害が起こります。
また川が増水し、下水道の水を流せなくなり、雨水が地表にあふれ出ることもあります。これらの都市型水害は「内水氾濫(ないすいはんらん)」と呼ばれ、堤防を越えて川の濁流があふれ出す「外水氾濫(がいすいはんらん)」とは区別されます。
水害の被害額でみると、内水氾濫は全国では約半分、東京都では約80%もの割合を占めます。人口や資産が集積する都市部では、内水氾濫による被害が大きな課題となっています。

出典:国土交通省国土技術政策総合研究所ホームページ 都市型水害
http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/yougo/words/071/html/071_main.html

家財道具

家財道具(貴重品・家電製品・ふとんなど)で運べるものは、できるだけ高いところに移しましょう。

生活排水

水害時はできる限り河川への負担を軽くするため、なるべく排水は避けましょう。

扉の下の隙間など

扉の下の隙間から汚水が入ってくるので、土のうとタオルで隙間をふさぎましょう。

歩き方

浸水した場所を歩くときは、長い棒を杖がわりにして、水面下の安全を確認しながら歩きましょう。また靴はスニーカーなどを着用しましょう。
※長靴は逆に歩行を困難にする恐れがあります。

小さい子供や赤ちゃん

小さい子供や赤ちゃんは、体を布でくるみ、濡れないようにビニール袋で包んで、ベビーバス等をボートにして運ぶと良いでしょう。

歩ける深さ

洪水の場合、歩ける深さは男性で約70cm、女性で約50cm。それ以上の水位の場合は、高い場所で救助を待ちましょう。
水の流れがある場合は、浅くても歩行が困難になる場合があるため、さらに注意が必要です。

出典:国土交通省関東地方整備局 荒川下流河川事務所
災害対策ガイドブック 「雨にも負けず 揺れにも負けず」
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000092093.pdf

グレーチング
越流を画期的に抑制。ヨドウォーターフォールズ。
ヨドガレージ ラヴィージュ(止水仕様)
シャッター下部に止水板を設けた止水仕様

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