ヨドコウ建材商品施工例写真コンテスト受賞作品発表

〈委員長コメント〉: 屋根を立体的に造形し、勾配や斜面の方向を変化させることにより、金属屋根材の質感や艶の多様な表情を引き出し、建築種にふさわしい落ち着いた建築表現に結びつけた作品である。

〈委員長コメント〉
螺旋状に捲れ上がるような立体的な屋根面を、空港にふさわしい上昇感と結びつけた、鋼板屋根の自由な形態実現能力を最大限発揮した意欲作。

〈委員長コメント〉
沖縄瓦の良き引き立て役として、塗装鋼板屋根の質感をあしらった、伝統と工業化構法の融合を試みた作品。

〈委員長コメント〉
寺院デザインの最重要のアイテムであるスカイラインのシルエットを、横葺き・縦葺きを組み合わせた入念な設計により、現代的な意匠として実現した秀作。

＊掲載名称につきましては、五十音順で記載させていただいております。ご了承ください。

〈委員長コメント〉: 多種多様な金属パネルそれぞれの表情・陰影を活かしながら、面外方向に出し引きしながら組み合わせることにより、華やかな商業性と軽快な品格を同時に達成した作品である。

〈委員長コメント〉
各種壁面パネルのモジュールを、空間モジュールや平面と上手く合致させることにより、折板の創り出す先鋭かつ豊かな陰影を、デザインの中核として活かし切った秀作。

〈委員長コメント〉
窓の上下を流れる水平ライン、隅を回り込む曲面といった、近代初期の表現主義のデザイン技法を、当時とは全く異なる薄鋼板建材を用いて実現した、きわめてオリジナリティの高い意欲作。

〈委員長コメント〉
軒先とそで壁に囲まれた内側に、鋼板建材をはめ込むように使用することにより、壁面材の質感を際立たせ、正面性のはっきりした愛嬌のある「顔」を創り出す技法を提案した作品。

＊掲載名称につきましては、五十音順で記載させていただいております。ご了承ください。

外部及び弊社審査員による 審査委員長:富岡　義人（三重大学大学院工学研究科教授）: 建築意匠学を専門とし、フランク・ロイド・ライトの研究者として活躍している。