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ツアー報告第二回目の今号では、訪問した個人住宅9邸のうち、特に私が感銘した作品についてご紹介します。まずは、シカゴを中心に数多く設計された「プレイリー・ハウス」(草原住宅)の代表作『ロビー邸』から始めましょう。プレイリー・ハウス」というのは、住宅建築家として華々しくデビューしたライトが、中西部の大草原地帯にふさわしい住宅スタイルとして提唱したものです。低く横に伸びる建物は当時あまりにも革新的で、その外観から周囲の住民に「蒸気船」と揶揄されたそうです。しかし、出版物によって広く認知され、時代の先駆けをなす建築デザインとして有名になりました。さらに、自然との共存という思想は、現代にも通じるテーマと言えるのではないでしょうか。1963年シカゴ大学に寄付され、現在ライト財団による保存修理工事が行なわれています。水平線を強調した外観デザイン、窓やバルコニーの多い開放的な空間、そして何よりライト建築を自由に見学できる場として公開されていることなど、ヨドコウ迎賓館との共通点を発見し、親近感を覚えました。
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F.L.ライト ホーム アンド
スタジオ
(シカゴ オークパーク)
プレイリー・ハウス発祥の地、1889年から1909年まで自宅とスタジオ及び建築研究所の役割を果たした
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