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建築主は、当時百貨店のオーナーだったカウフマン氏。数十万坪の所有地にある狩用の山荘を建て替えるにあたり、ライトに設計を依頼しました。きっかけは、彼の子息がライトの弟子だったこと。自然愛好者の二人は、たちまち意気投合したそうです。ところで、『落水荘』と言えば、立地が特徴的です。これについて興味深い話を伺いました。現地視察に訪れたライトが、カウフマン氏にお気に入りの場所を尋ねると、「滝の上の清流に頭を出している岩」と答えたそうです。そして、でき上がった建物は、誰もがまさかと思うものでした。なんと滝の真上に建てられ、しかもお気に入りの岩が建物の一部になるように設計されていたのです。完成は1936年、ライトが69歳の時。ライトが『Fallingwater』と命名したこの建物は、後年、世界で最もロマンチックな住宅建築と称賛されています。
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