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梅宮 弘光 助教授
(学術博士) |
人と街とのよい関係は、まずその街に関心を抱くことから始まるように思います。そこで鍵になるのが、街の「物語」です。道路や建物をハードな環境とすれば、それを舞台に展開する物語はソフトな環境と言えるでしょう。そして、自分もその物語の一番新しいページの登場人物の一人なんだと感じられた時、人はその街に愛着を感じ始めるのだと思います。
私は担当授業で、学生達にこの「物語」の重要性を伝えたいと思ってきました。しかし、利便性のみが追求されがちな現代都市において、物語は成立しにくくなっています。だからこそ、物語を紡ぎ出す核となる存在が重要です。
そのような時、ヨドコウ迎賓館が身近にあることは幸運でした。この建物をめぐっては、設計者・施主・風景・歴史とさまざまな物語が展開します。 |
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| 学生と共にこの4年ほど毎年伺っていますが、彼らがここに足を踏み入れた時に、そうした物語の舞台に自分も立っていること、物語はまだ続いていることを実感してほしいと思っています。 |
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