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CSRの取り組み

環境報告書(2010年)

地球環境保全への取組み

地球環境保全への取組みとして、省エネルギー・環境負荷物質の削減・廃棄物(有価発生物)のリサイクル・資源の節約など、環境への負荷低減に努力し、着実に向上させています。

省エネルギーの推進

生産部門での取組

当社は日本鉄鋼連盟の自主行動計画に参画、全社的に生産効率を図った設備統合、各事業所での中長期のエネルギー合理化、設備・装置の高効率化などの省エネルギー対策を推進しています。
自主行動計画の目標は2010年度のエネルギー消費量を1990年度比10%の削減となっております。
当社の2009年度のエネルギー消費量は前年度比1.2%、1990年度比では44.0%の削減となり ました。

エネルギー消費量の推移グラフ

CO2排出量の削減

2009年度のCO2排出量は149,533トンで、前年度比0.6%、1990年度比では41.8%の削減となりました。
(※)2008年度までのCO2排出量は生産部門のみの集計結果を記載しておりましたが、2009年度の実績分より省エネ法の改正に伴い、オフィス、その他の部門を含めた全社での集計結果を記載しております。

CO2排出量の推移グラフ

物流での取り組み

2009年度は出荷量の減少により原油換算のエネルギー消費原単位は前年度比2.3%増になりましたが、CO2排出量では前年度比12.5%の削減になりました。
輸送貨物・輸送先に合せて、トラック・トレーラーによる陸上輸送、コンテナによる鉄道輸送、内航船・フェリーによる海上輸送を組合せています。
陸上輸送では積載率の向上に取組んでおります。鉄道輸送では輸送委託会社と連携し大型の31フィートコンテナの利用拡大を図っております。(08年度273台から09年度は431台)本年2月には、当社及び当社のエクステリア商品は、環境にやさしい鉄道貨物輸送を活用して地球環境問題に取組んでいる企業として認定され、国土交通省ならびに社団法人鉄道貨物協会が制定する『エコレールマーク商品』の認定を取得しました。
また陸上から海上輸送へのモーダルシフトを進めCO2排出量の削減に務めております。

31フィートコンテナ
31フィートコンテナ

エコレールマーク認定企業

物流でのCO2排出量推移

オフィス部門での取り組み

事務所の冷暖房の温度設定をはじめ、パソコン等OA機器の省エネモードの設定などにも取り組んでおります。2009年度のオフィス部門(本社・支社・営業所) のCO2排出量は前年度比8.5%削減となっております。
また、本社・支社においては廃棄されるコピー用紙等の紙類を分別し古紙として排出し、リサイクルを行い、ゴミの削減に努めております。
(尚、オフィス部門のCO2排出量は前述の全社の排出量に含まれております。)

オフィス部門CO2排出量推移

環境負荷物質の削減

●PRTR法遵守およびPRTR対象物質の大気への排出量、移動量の削減

「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)を遵守し、各自治体へ対象物質の届出を提出しています。
2009年度の移動量は107.86トンとなり前年度比6.3%の増加になりましたが、大気への排出量は20.21トンとなり前年度比26.3%の削減となりました。大気への排出量と移動量の合計では前年度比0.7%の削減となっております。
当社製品を適切に取り扱っていただくため、製品安全データシート(MSDS)などの技術資料を提供しています。

(単位: トン)

物質名 2008年度 2009年度
大気への排出量 移動量 大気への排出量 移動量
エチルベンゼン 2.80 4.49 3.23 7.20
キシレン 11.97 72.30 13.58 70.20
クロム化合物 0.00 0.95 0.00 0.60
クロム化合物(6価) 0.00 0.44 0.00 0.27
1-1-ジクロロ-1-フルオロメタン 9.70 0.00 0.00 0.00
ジクロロペンタフルオロプロパン 0.00 0.00 1.10 0.00
1、3、5-トリメチルベンゼン 1.06 3.45 0.98 3.00
トルエン 1.78 12.25 1.22 18.75
鉛及びその化合物 0.00 2.70 0.00 3.40
ニッケル化合物 0.00 2.61 0.00 1.92
バリウム及びその水溶性化合物 0.00 0.03 0.00 0.00
ホルムアルデヒド 0.11 2.27 0.10 2.52
マンガン及びその化合物 0.00 0.02 0.00 0.02
小計 27.42 101.51 20.21 107.86
合計 128.93 128.07

●揮発性有機化合物(VOC)排出量の削減

「大気汚染防止法の一部を改正する法律」(2006年4月施行)に基づき、揮発性有機化合物(VOC)の排出濃度を年2回以上測定し、基準値以下であることを確認しています。
更に日本鉄鋼連盟の自主行動計画(2010年度の排出量を2000年度比30%削減)に参画しVOC排出量削減に取り組んでおります。部品の洗浄剤の変更等により、2009年度の排出量は前年度比0.5%増となりましたが、2000年度比では35.3%削減となっております。

VOC排出量推移グラフ

廃棄物・有価発生物のリサイクルの推進

生産活動において発生する廃棄物及び有価発生物は、汚泥、廃油(廃塗料を含む)、鉱さい、木くず(廃パレット)、鉄くず、などがあります。
当社ではそれらの再資源化に取組んでおります。汚泥はセメント原料に、廃油は再生油や補助燃料に、鉱さいは路盤材に、木くずはボードや燃料チップにそれぞれ再資源化されます。2009年度は特に汚泥、廃塗料、木くずの再資源化に取組み再資源化量は49千t、再資源化率は65.3%となりました。

廃棄物・有価物発生量と再資源化率推移グラフ

廃棄物の処理フロー図

排水の水質管理

廃液処理設備により、生産設備から発生した特定排水から環境負荷物質を除去し、また処理排水の水質を監視しています。
最終ピットでの水質監視は環境負荷に応じて連続監視・定期監視を行い、水質測定結果を各自治体に報告しております。
測定結果は法的規制値のおよそ10%以下で推移しています。

  • 呉工場 廃液処理設備
    呉工場 廃液処理設備
  • 市川工場 総合廃液処理設備
    市川工場 総合廃液処理設備
水の使用量削減・循環使用の推進

2000年度以降、水の使用量を削減し、かつ水の循環使用を進め、水資源の有効利用に努めています。
2009年度の水の使用量は441万m3、循環率は85.4%となりました。

水の使用料(上水+工業用水)の推移グラフ

循環率の推移グラフ

環境会計

環境負荷を低減するため2009年度は高効率機器への更新等に約820百万円の設備投資と、脱臭装置や廃液処理設備等の維持管理に約726百万円の費用をかけ、環境保全に努めてきました。
費用の内訳は大気汚染防止に37.0%、水質汚濁防止に20.9%、またエコ製品や環境負荷低減 の研究開発費用に費用の10.2%を投じました。
集計を始めた2002年度からの投資額・費用額の累計は、6,598百万円となりました。
(2009年度の集計分より、設備更新時に環境保全効果(省エネ効果等)があった場合も集計対象にし、その場合は投資額に効果の比率を乗じて算出しております。)

2009年度

(単位:百万円)

項目 主な取組の内容及びその効果 投資額 費用額
公害防止コスト 大気汚染防止 集塵装置、脱臭装置等にかかわる電力等の維持管理費用   268.8
水質汚濁防止 廃液処理施設にかかわる警報装置の設置および電力、薬品等の維持管理費用 9.4 151.4
その他の公害防止 廃棄物 置き場   0.7
地球環境保全コスト 温暖化防止対策 高効率機器への更新の設備投資
排熱回収設備にかかわる水道光熱費等の維持運営費および緑地管理費用
810.1 51.0
資源循環コスト 産業廃棄物処理 産業廃棄物のリサイクル・処分にかかわる外部委託費用   15.5
リサイクル費用 容器包装リサイクル法に定められた再生事業への賦課金   0.7
管理活動コスト 環境マネジメントシステムの維持管理及び大気、水質廃棄物関係の監視測定費用   32.2
研究開発活動コスト 環境対応型製品等にかかわる研究開発費用(原材料費及び人件費等)   74.2
社会活動コスト 環境保全活動を行う団体への寄付、支援及び会費等の費用   0.2
合計 819.5 726.0

環境投資費用累計額グラフ

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